■『聖地巡礼』


京都アニメーション制作の「らき☆すた」が先駆けとなり、アニメオタク界隈で長年愛されているオタクコンテンツの1つ。

2016年に公開された映画「君の名は。」で社会現象を巻き起こし、その年の流行語大賞ノミネートされるほどにまで注目されるようになった。

今ではアニメだけにとどまらず、ドラマや人気アーティストのMVなどでもこの聖地巡礼が行われている。

今や海外の人すらも「ココガ アニメノ セイチ!!」と言ってわざわざ海を越えてやってくる。


これほどまでに人々(9割オタク)の心を掴むコンテンツがこの世には2つとあるだろうか?

ちなみに筆者も聖地巡礼にハマって、かれこれ5年近くが経っているが、この界隈では1桁年数などまだまだ新参者。

巡礼歴はすでに10年以上のキャリアを持つ人もいるのだ。



『聖地巡礼』を行う界隈人には、だいたい以下の4種類に分けられる。(サブカル部編集部偏見に基づく)

…気がしたので、4つの属性を書き上げてみた。

ついでに、「やってみたいけど勇気がなくてまだ巡礼出来ていない」という巡礼者予備軍のために難易度もつけてみたので、実行しようとしている人は参考にしていただきたい。

■巡礼タイプ①


難易度★★★☆☆

推しと一緒に聖地で記念撮影♪
《今日は、〇〇の聖地に行ってきたよ〜!(SNS投稿) 》属性

思い出作りをメインにした巡礼タイプ。
推しのグッズと一緒に聖地の背景を撮るオタクに多い。

このタイプは、主に、SNSの充実度を上げるのに適した巡礼写真が出来上がる。

例えば、こんな写真↓
撮影例

撮影例

名探偵コナン「迷宮の十字路」より
via サブカル部編集部撮影

作中のカットに出ていた場所で、推しと一緒に撮影したもの、アングルとかは一切気にしない。

やや難易度が高めなのは、公衆の面前で“オタクグッズ”を盛大にかざさなければいけない為である。

目立つものであればあるほど、「あの人…何やってるのかしら…」と訝しげに見られるのだ。

どんな目を向けられてもヘコまない屈強なメンタルが必要スキルとなるだろう。


とはいえ、これが一番気軽でスタンダードな巡礼タイプといえよう。

■巡礼タイプ②


難易度★★★★☆

なんかたまにアー写っぽいのが撮れちゃって後から地味にジワジワ恥ずかしさが込み上げてくる…
《主人公と同じ位置に立って撮影する人物再現》属性

作中の登場人物のポシジョンに自分、あるいは被写体を置いて人物再現の回収をするオタクに多いスタイル。
撮影例

撮影例

新海誠作品「君の名は。」より
上:写真
下:作中カット
via サブカル部編集部撮影

基本はポージングも再現するのが主流。

羞恥心を捨て、周りから「モデル気取りwww」と思われることを覚悟の上で、いっちょ前にポーズを決められるかが重要である。

他人の目など気にしない、自分はプロのモデルだという錯覚(精神)が強靭であれば、人混みの多いところでも難なくこなせるであろう。

■巡礼タイプ③


難易度★★★★★

ん〜インスタグラマーかな?
《雰囲気撮影でイケてるオタク》属性

わざと目線外したりして、なんかちょっと黄昏た表情してみたりしちゃったオタクの図。
撮影例

撮影例

「デジモンアドベンチャー」より
via サブカル部編集部撮影

特に再現を求めているわけではないが、「聖地でイケてる風に撮る」ことがポイント

SNSのアイコンやバナーにしちゃったりもする。
いわゆるポートレートな仕上がりイメージ。

見た目はイケイケなのに中身がゴリゴリのオタクな人がする巡礼タイプである。

巡礼タイプ④


難易度★★★★★

寸分のズレも命取り!絶対ぇ完璧に合わせてやんよ!!
《完全再現カット合わせガチ》属性

テレビの画面比率に合わせ、上下左右、傾き、さらには季節や天気さえも、完璧に作中の1カットに合わせることに命をかける猛者たちが熱中する巡礼スタイル。
撮影例

撮影例

新海誠作品「言の葉の庭」より
上:写真
下:作中カット
via サブカル部編集部撮影

見よ、この(ほぼ)完璧に合わせたカットを。

カット合わせの完成度を高めるには、様々な入念な下調べが必要になってくる。

たとえば、先ほどの写真なら、2つの電車がちょうどすれ違う時間帯を電車の時刻表から推測しなければならない。

さらに、この作中では雨が降っているシーンとなっている為、雨天の日を見計らって撮影をしにいかなければならないのだ。

ここまでくると、合わせた人がすごいのか、この背景を描いた人がすごいのか分からない。

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