舞台は聖蹟桜ヶ丘、主人公は思春期の女の子


「耳をすませば」とは、近藤喜文監督とスタジオジブリによって制作された青春劇場アニメ!

本作の登場人物たちが物語を紡ぐ舞台は、東京の「聖蹟桜ヶ丘」がモデルとなっているのは、有名な話である。

本作主人公の月島雫は、特にやりたいことも将来の夢も進路さえもはっきりと決まっていない高校生。
そんな彼女が、一人の男の子に出会う事で、物語は進んでいく。



サブカル部では、先日、「耳をすませば」が好きなサブカル女子に主人公“ 月島雫 ”を彷彿とさせる格好をしてもらい、舞台・聖蹟桜ヶ丘を散策してもらった。


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描かれなかった景色と視線の先


聖地の醍醐味は何と言っても、その作品の世界の一部に触れられるという点だと筆者は思う。

二次元の世界では、キラキラと輝く風景として描かれる事が多いため、現地の実際の景色を見るとあまりにも地味で、時には汚い事もしばしばある。

だが、一致度(再現度)が高ければ高いほど、作品の世界観に入り込みやすく、たとえ、色味が違っても「この作品の空気に触れた!」という感覚になるのだ。

そして何より、作中のキャラと同じ位置に立った時が一番感慨深い。


たとえば、「耳をすませば」のこのシーン。


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ここは、杉村が月島雫に告白する神社のモデルになった場所である。

杉村から唐突の告白を受ける雫が見ていた景色はどんなだったのか、動揺する雫の視界には何が映りこんでいたのか、画面には描かれなかった“向こう側”の景色は、この地に訪れ、雫が座っていたこの場所に腰を下ろした人にしか見られないのだ。


聖地で振り返る作品の魅力


サブカル女子には、いくつかの質問を投げかけてみた。


・月島雫はどんな子?
・天沢聖司のことどう思う?
・耳をすませばの一番好きなシーンは?
・聖地巡礼をしてみてどうだった?

各回答は動画にて公開中。

【サブカル部】耳をすませばが好きな女の子がジブリ聖地へ


舞台となった丘の上のロータリーは、作中で雫が「地球屋」を見つけたあのシーンと全く同じ空気感ともの静けさであった。

たどり着いた瞬間、「耳すまの世界だ…」とつい言葉に漏れるほど空気がそのままなのだ。
現地の目に見えない空気までも、作中で表現している「耳をすませば」は至高だ!!
ついついそのシーンのセリフをアフレコしてしまいたくなる。

唯一、「地球屋」のモデルとなった「桜ヶ丘 邪宗門」が既に閉店となってしまったのが非常に残念…。


聖蹟桜ヶ丘自体が、本当に素敵な土地なのだ。
住民も、ここに訪れる人も、みんながのどかなのである。

誰一人、キリキリとしておらず、ここまで肌で感じるストレスフリーな場所はないのでは??と思うほど。

「耳をすませば」という作品の品の良さは、そもそも舞台とした聖蹟桜ヶ丘そのものの質が良いからなのかもしれない。


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