■羽田家


『名探偵コナン』作中の中で、まだまだ回収されていない伏線が多く残る「羽田家」についての情報が、ついに1つ明らかになりました。



羽田浩司とアマンダ・ヒューズという資産家が殺された「羽田浩司殺人事件」やその事件に関与している黒組織のボスの側近“RUM(ラム)”

この2点は大きく結びついている為、羽田家の情報が明かされていくたびに、ラムの正体を暴く大きなヒントになるのでしょう。

本編では新章「ラム編」に突入している昨今、些細なワンシーンも見逃せないんですよね。

ちなみに筆者は、「羽田浩司殺人事件」は長いので「浅香事件」と呼んでいます(笑)




そして今回、『サンデー』40号の1042話「思い出のジンギスカン」の解決編にて、最後の最後に青山先生がぶっ込んできました!
『名探偵コナン』1042話「思い出のジンギスカン」

『名探偵コナン』1042話「思い出のジンギスカン」

via ©️青山剛昌

羽田家がビッグなお屋敷であることがわざわざフォーカスされるということは、羽田家が資産家・お金持ちである事実が、今後の展開の鍵となりそうです。


■羽田家と赤井家の繋がり


「羽田家」といえば、「赤井家」との関係も重要です。

ここで、羽田家と赤井家について、簡易的な相関図を作ってみました。
サブカル部編集部作成

サブカル部編集部作成

via ©️青山剛昌 小学館読売テレビTMS 1996

羽田秀吉は赤井秀一の実の弟ですが、なぜ姓が違うのかというと、羽田家に養子として出ているからなんですね。

また、真純が世良真純として帝丹高校に通っているのも、おそらくは身の安全のため。

父・務武が17年前に起きたある事件に関わって死亡していますが、それが「黒の組織」が関係しているため、当時幼かった真純は“赤井”から母・メアリーの旧姓“世良”に改姓したと考えられます。

秀一が、FBIになってまで執拗に組織を追うのは、父の死と関連があるからなのでしょう。



赤井秀一の弟・秀吉が養子として羽田家へ行ったり、赤井秀一の妹・真純と母・メアリーがホテル住まいをしていた(出来ていた)理由などが、羽田家が大金持ちである事実が発覚したことで徐々に明かされていくかもしれません。

少なくとも、後者の謎については、少し伏線が回収されたことになったのではないでしょうか…?


■世良の“パパの友人”とは?


世良ちゃんは原作876話にて、世良ちゃんのホテル住まいについての会話の中で、“パパの友人”について話をしています。



園子『でもホテル暮らしなんて実はどこかのお嬢様だったりして?』

世良『昔から世話になってるパパの友人が金持ちなんだ!園子君のトコには負けるけど…』

園子『そ、そう…』

世良『他に頼れる親戚とか1人も知らないし…その人には、大きくなって恩返ししなきゃって思ってるんだけどね!』



長期のホテル暮らしを援助できるくらいの金持ちが、赤井務武の友人にいるということですが一体それは誰なのか。
『名探偵コナン』1042話「思い出のジンギスカン」

『名探偵コナン』1042話「思い出のジンギスカン」

via ©️青山剛昌

それが、1042話で「羽田家」であることが発覚したわけです。

務武死後、秀吉が羽田家に養子に行っているのも「亡き友人のため」という観点から納得できます。

江戸川のこの顔つきからして、【羽田家=大金持ち】が何かに結びついている可能性はかなり大です。


しかも服部曰く“世間的にはまだ知られていない”という事実。


大金持ちであることが意図的に隠されていたとも十分に考えられます。

資産家であることを隠す事情とは一体何なのでしょう…というか、有名棋士の息子を持ちながら“資産家事情”を世間にも隠しきれる力って一体……教えて青山先生!


■「羽田浩司殺人事件」で狙われた“資産家”


浅香事件での資産家といえばアマンダ・ヒューズですが、羽田家も資産家であったことが発覚した今、この事件に関しても何か変化がありそうです。

この「羽田浩司殺人事件」について、少し整理をしてみました。



《事件概要》

事件発生:17年前
(赤井務武が関わった事件がこの「羽田浩司殺人事件」)

発生場所:アメリカのJuke Hotel

発生時間:チェスの大会の前夜


【アメリカの資産家「アマンダ・ヒューズ」殺害】
『名探偵コナン』アマンダ・ヒューズ

『名探偵コナン』アマンダ・ヒューズ

via ©️青山剛昌 小学館読売テレビTMS 1996

・アマンダは、羽田浩司の大ファンということもあり、殺害された日も羽田浩司の部屋を訪れていた

・「浅香」という人物がアマンダのボディガードをしていた(事件発生後、「浅香」の行方が不明となり、事件の重要参考人とされている)
『名探偵コナン』浅香

『名探偵コナン』浅香

via ©️青山剛昌 小学館読売テレビTMS 1996

・アマンダは、FBIやCIAに顔が利く人物であった

・遺体発見時は、室内は荒らされた様子はなく、“何事もなかったかのように”綺麗だった


【四冠棋士「羽田浩司」殺害】
『名探偵コナン』羽田浩司

『名探偵コナン』羽田浩司

via ©️青山剛昌 小学館読売テレビTMS 1996
・アマンダ殺害の事件に“巻き込まれて”殺された

・腕や足などに数か所打撲痕、防御創が残っていた

・室内はかなり荒らされていた

・“APTX4869を飲まされた人物リスト”には、工藤新一の2つ下に名前が書かれていた

・若狭留美(ラム候補)と何か深い関わりがある




二人の事件状況をサクッと書き出してみました。

この事件では、アマンダ殺しがメインとなっていて、羽田浩司は巻き込まれて殺されたとされています。



つまりこの事件は、実行犯を「ラム」と仮定した場合、

ラムにとって“想定通りの殺害”はどっちだったのか…

という点が重要になってくると思います。

逆に言うと、“想定外の殺害”があったのか?ということです。


組織のやり口としては、『証拠を一切残さず、何事もなかったかのように殺人を遂行する』そうなので、青文字で記載した遺体発見現場の様子からして、アマンダ殺しが組織の手口に当てはまります。

つまり、羽田浩司の殺害は想定外だったのではないかと思えます。



…が!!



原作1033話「幸運の御守り」にて、若狭留美が羽田浩司との会話を回想するシーンが描かれました。
『名探偵コナン』1033話「幸運の御守り」

『名探偵コナン』1033話「幸運の御守り」

via ©️青山剛昌

この中で、羽田浩司は“自分が殺されること”を知っているように描かれています。

つまり、羽田浩司がJuke Hotelで殺されたのはたまたま悪運の“巻き込まれ”ではなく、計画的に殺されたのではないか…ということです。


もしそうだとしたら、アマンダの殺害がフェイクで、羽田浩司殺しに世間の目が集中するのを避ける為、ということも考えられます。



ではなぜ、羽田浩司の殺害を目立たないようにする必要があったのか。

その理由がもしかしたら“資産家”であることに何か関係があったのかもしれないですね。

世界的にも有名な資産家のアマンダ・ヒューズを殺すことで、日本棋士界の四冠王の死亡はせいぜい日本内で騒がれるくらいです。



「羽田浩司が大金持ちの御曹司だった」という新事実が、今後どんな展開を見せてくるのか、羽田家に関する謎が明かされるのはまだまだ遠そうです。

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