■そもそも“トリプルフェイス”とは?

名探偵コナンファンの間にて、“トリプルフェイス”というワードは安室透( 古谷零 )のキャラクター設定上を指す時に使われる事が多い。

トリプルフェイスとは文字通り“3つの顔”を持っている事である。
トリプルフェイス

トリプルフェイス

左から順に、かっこい、かっこいい、かっこいいです。
ハァ…むり…。

① 古谷零…あむぴの本名。その正体は公安局。
② 安室透…喫茶ポアロの店員。公安であることを隠した一般人としての姿。
③ バーボン…黒の組織の一員としての姿。実際は、組織を暴く為に潜入捜査をしている。

あむぴは、公安としての古谷零、カモフラージュとしての一般人である安室透、そして黒の組織としてのバーボンの3つの顔を持つ人物=“トリプルフェイス”として描かれている。


ん〜〜〜すごい(((拍手)))
あの若さ(年齢非公開)で公安局の上層部になった彼にしか出来ない芸当(((拍手)))

と、思うじゃん?!

コナンの世界では、あむぴ以外にも“トリプルフェイス”で生きてきた人物がいるのを皆はまだ覚えているだろうか…?

しかも、その人物が生きる環境はあむぴよりもデンジャラス!!



この記事は、

スパイであると若干疑われたまま、未だ敵陣に潜入し続けている“彼女”のことを思い出すための記事である。


そして、忘れていた人は今宵懺悔を…


■その名は、本堂瑛海(ほんどう ひでみ)

本堂瑛海

本堂瑛海

凛々しいアンド美しい瑛海姐さん…!!
でも超悲惨な過去を背負う…そして弟思い…
いたわー!!!!!!

って感じですか?
そうですかそうですか。

いたんです。彼女が。

コナン作品の中で、安室透や赤井秀一に並ぶ超一流の“トリプルフェイス”。

そして、黒の組織との物語が大きく前進したのも彼女が登場してからである。


そんな本堂瑛海が持つ3つの顔とは一体何なのか…?
簡単に紹介していこう。


■フェイス①人気アナウンサー“水無怜奈”

水無怜奈

水無怜奈

沖野ヨーコちゃんとの交流がある水無怜奈もとい瑛海姐さん

彼女の初登場は、原作コミック48巻にて日売アナウンサーの“水無怜奈”としてコナンたちの前に現れ、ピンポンダッシュ(犯人は子供だったオチ)の調査で毛利探偵事務所が依頼を受けることになり、コナンたちと関わっていく。


 (3163)

ピンポンダッシュの犯人探しを毛利小五郎に依頼

脈の動きを図って相手の真意を見抜く嘘発見法もこの後に続くうまい伏線でしたな〜〜

水無怜奈 コナン

水無怜奈 コナン

コナンが嘘をついていないかどうかを脈を測って調べている。
さりげない左手の添え方が絶妙…

そしてピンポンダッシュの犯人を突き止めるためにコナンが仕掛けていた発信機が原因で、その後、“水無怜奈”が黒の組織の一員“キール”であることが判明する。

■フェイス②黒の組織の一員“キール”


コナンが仕掛けていた発信機を踏んでしまった“水無怜奈”。

 (3164)

グニュ

靴底に着いたまま出かけてしまうのだが、

その発信機から、黒の組織幹部“ジン”との通話をコナンが聞くことで“水無怜奈”は黒の組織の一員でコードネーム“キール”であることがわかりました。

キール

キール

ドッヒャ〜〜〜!!

いや〜すごいこの落差!!

まさか組織の一員がTVに映るアナウンサーやっているなんて思わないよねそりゃ…。



「おま、敵かよ〜〜〜!!!」

って叫びましたもん


■フェイス③CIA諜報員“本堂瑛海”

トリプルフェイスの本堂瑛海

トリプルフェイスの本堂瑛海

左から順に、美しい、美しい、美しい、です。

と、思ったら何と彼女は黒の組織に潜入しているCIA諜報員であることが後々の展開で判明。



「おま、味方だったのかよ〜〜〜!!!!」

って感じだが厳密に言えば、FBIのジョディさん達のような味方ではない。

利害が一致している協力体制、というのが良いだろうか…

敵の敵は味方とは限らない、という感じだろうか…

まぁ何はともあれ、組織にCIAの正体がバレかけた本堂瑛海さんは、コナンたちの計らいでバレずに済んだわけだが…。

これバレてたら速攻で瑛海姐さんはジン達に殺されてるからね…。

■鬼畜すぎるコナンと赤井秀一の提案


「何とかCIAってことが組織にバレずに済んだよかったよかった〜!!」

てなってるのも束の間、赤井さんとコナン君が本堂瑛海さんに提案したのは、命を狙われるよりもっと恐ろしい事…

「また組織にキールとして戻ってくれ」

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やっばwwww
こっわwwww
いや分かるwww
組織に戻って色々こちらに垂れ込んでほしいのは分かるwwww

でも、組織は計画を失敗したらまずタダでは済まされないし、一度はFBIに捕まった身の人間を生かすはずがないのにwwwwwwwww

潔く命狙われる方がまだ気が楽そうwww

「CIAとはギリギリバレてないから、前よりジンからの信頼度低いかもだけど、もう一回組織に戻って内部情報俺らに流して」

ってつまりそういう事言っちゃうの赤井しゃん鬼ッ!!!!!!

そういうところ好き!!!!

でもこの提案考えたの実はコナン君ってところがもっと鬼!!

お前が本当の鬼畜野郎!!!好き!!!
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発案者はコナンであることが示唆されたカットを集めました

最終的には、キール奪還のために動き出したジン達の策略に騙されたフリをして、コナン達は本堂瑛海さんを組織へ戻し、あとは様々な策を講じる準備を始める。

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本堂瑛海さんは、ジンの目の前で赤井しゃんを殺す(フリをした)ことで“キール”としての信頼を少〜し取り戻したのだが、それでも40%は信用されていないだろうと思われ…。

なのに今も本堂瑛海さんはキールとして組織に潜入捜査しているわけです。


肩身が狭いとかのレベルの話じゃねぇ…。

ちょっとヘマやらかしたら、一発で脳天に風穴あけられちゃう…。

こっわ…。

なのにそんな監視を掻い潜って「バーボン」や「RUM」の存在をコナン達に密告した本堂瑛海さんスゴすぎん???

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さすがCIA諜報員。

でもこれもバレたらコンマ1秒でアウトだからな、

本堂瑛海さん!気をつけて…

■本堂瑛海の悲惨な過去


こんだけやり手なのだから、さぞ栄光の架け橋だろう、エリートCIAだったのだろう

と思いきや、本堂瑛海さんの過去は登場キャラの中でコナン史上1位と言っても過言ではないくらい悲惨なのである。

割とトラウマレベル。


以前、身内を殺されたキャラクターとしても紹介。


最近、本堂瑛海さんの過去を思い返して改めて思ったのは、本堂瑛海さんの“キール”としての素質である。


あむぴも赤井しゃんも、組織に潜入していた調査員達はみんな組織としての素質があったから潜入(一員になれた)できたという事。


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本堂瑛海さんの場合、言い方を考えずに言うと「親が用意した舞台で演技をした」だけ。

それで幹部達の信頼を得て“キール”として一目置かれることとなったわけで…

つまり、本堂瑛海さんにとって一番しんどいのは、イーサン死後の組織内での振る舞いとキールとして組織に献上する「成果」なのでは??

とか思ったんだが…(゚ω゚)


ジンは、イーサンを殺したのは“キール”だと思い込んでいて、更にはその殺し方を「キレた獣にしか出来ねぇ芸当だ」と高く評価している。

それってキールに対しての株が「爆上げ〜〜!!」しただろうし、その後も当然キールの活躍に期待 しますよね??

だって幹部だし。


でも本堂瑛海さん、実は父親のイーサンが死ぬことになった原因を作った張本人(しんどい…)。

潜入捜査員は、発信機や盗聴器対策のために味方の場所へ行く時は服を着替えるのが鉄則らしいのだが、本堂瑛海さんは、仕事服を着替えずにそのまま父親との密会へ。

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案の定、発信機を仕掛けられており、めでたくジンが現場イン。

「このままでは娘(本堂瑛海)も殺され、組織の秘密が暴けなくなる(あくまでも仕事脳)から娘に自分を殺させよう」と即断したイーサンは、自分の手首の肉を食いちぎり娘の口の中に突っ込み、自分の顎下から引き金を引かせて死ぬ事となったわけですね。

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圧倒的に本堂瑛海さんの“やってはいけない凡ミス”から始まった事なんです。

ハァ…無理しんどい。。。
悲しい。。。。


そんなヘマをしてしまう本堂瑛海さんが、「キレた獣にしか出来ねぇ芸当」をやったことになっているのだから、組織内では「キレた獣にしか出来ねぇ芸当」が出来る人間として振舞わなければいけないし、本当に出来るようにならないと嘘がバレて殺されてしまう。
そんなプレッシャーの中でノック(スパイ)をずっと続けてきたってこと。

父親が死ぬことになってしまったあの時の自分への戒め。
父親のために組織を暴こうとする野望。
CIAとしてのプライド。

などなど潜入捜査をやらざるを得ない理由はたくさんありそうだ。
でも、それだけではまたヘマやらかして身バレしそうな中、コナン達が現れるまでトリプルフェイスで生きてきたってすごくない??

もしかして、本堂瑛海さんは最初からキールとしての素質があったのでは…

とか思うわけなんですよ!!


ていうか黒の組織って、FBIやCIA、公安局などのハイスペックヒーロー達と紙一重だよな〜〜!!黒の組織が「地球防衛隊」とかになってくれたら最強なのにな〜!!とかしょうもない事もついでに考えていました。


トリプルフェイスといえば、あむぴ。

だけど、“水無怜奈”や“キール”として生きてきた本堂瑛海さんの超人トリプルフェイスもぜひ注目していただきたい。
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