まず聲の形ってなんて読むん?って方へ

「聲の形」。カニの形じゃないです。「こえの形」って読みます。
聲の形

聲の形

ガキ大将の石田将也はいつもクラスの中心となって、イタズラや危険な遊びをして毎日を過ごしていた。ある日、西宮硝子という女の子がクラスに転校してくる。硝子は自己紹介をする際に、スケッチブックを取り出し、自分は耳が聴こえないということを説明した。好奇心を抱いた将也は硝子に積極的に関わるようになる。そのうちエスカレートし、クラス全体を巻き込むようないじめへと発展してしまう。結果、クラスに馴染めない硝子はまた転校することに。それから5年後、高校生になった将也は小学生の時伝えられなかった想いを伝えるため、硝子に会いに行く
映画は原作の漫画からで、
全何巻かというと、全7巻。


漫画とアニメとでは多少の違いがありますが、
2つに良い所があるんですよね。
冒頭の出だしスタートからの大展開に、釘付けで見てしまいました。

裏メッセージ!?映画の見方が変わるヒミツとは

聲の形

聲の形

ヒミツ1:文体とテーマって?

大今良時>この作品は「人が人を知ろうとすること、関わろうとすることの尊さ」がテーマでした。その行為はたとえ成功しなくても、尊い。バラバラに、それぞれの事情を抱えて、勝手に生きている人たち。それがテーマだからこそ、多面的なキャラクター描写、わからない部分も作るような描き方は、やらないと意味がないと思ってました。「こんなこと、効果あんのかなぁ?」と思ったりもしますが

私は、リアルな作者の言葉に
教訓を刻まれました。

罪悪感を感じてゆく将也の変化には
人を知ろうとする尊さを学ぶ描写であったと気づかされました。

ヒミツ2:作者と作品のヒミツって?

「私は友だちにものすごく恵まれていたと思います。おかげで、“友だち”というくくりに疑問をもったことはありません。ですが、学校生活は苦痛でした。私が通っていた学校は、とても伝統を重んじる学校だったのです。そのひとつが、連帯責任です。何にでも連帯責任を匂わされました。厳しい校風が、とにかく面倒に思えてしまって。最後の半年間は学校に行かなくなりました。それよりは、家で絵を描きたかったので」
大今良時の言葉
作者自身の不登校が「聲の形」の
元の作品へのきっかけになった。

作者が岐阜にいた頃、18歳の頃描いた
投稿作が元になっているということから
既に高校時代から「聲の形」の骨組み的な部分が出来ていたのである。

描き方に隠されたヒミツがあった!

聲の形

聲の形


監督の山田尚子が映画の作り方に工夫が。

冒頭からある暗い演出、罪悪感や、
偽善者という言葉が何度も頭をループさせられたました。

雰囲気に負けない、明るさを失わないように映画の中にはある工夫がされていたのです。


ヒミツの工夫とは、シーンの合間合間に、
青空を演出させることで晴れやかなシーンにすることです!まさかですよね。

まとめ

聲の形

聲の形

原作者の大今さんの思いや、山田監督の工夫によって、
前よりも含みのある作品ということを確認できましたよね。

人間関係の中でコミュニケーションって大事だし、
難しいし、答えがあるのかないのかもよくわからないって
疑問を払拭してくれたことでさらにかけがえのない作品になりました。


奥深い、人生で大切なかけがえのない映画であると思っています。


みなさんにも「聲の形」が「相手を思うことの尊さ」を感じるきっかけになってほしいと願います。

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